「左利きなのに投げるのは右!隠されているかも知れないこだわりの障害」

お子様の左右へのこだわりと「自閉症スペクトラム」には密接な関係があります。日常に潜んだ小さなサインを見逃さずに、こだわりを尊重した適切な教育を出来るよう、利き手矯正の経験がある筆者が、こだわりの障害と自閉症スペクトラムを自覚するまでのエピソードをご紹介致します。
  1. 食事やスマホは左、それでもボールは右で投げる
  2. ダーツだけは左で投げる!それから気付いた左右へのこだわり
  3. こだわりをストレスに変えないで~小さなサインから適切な教育を~

「食事やスマホは左、それでもボールは右で投げる」

左利きと左右盲
左利きと左右盲
左利きの人間には、右利きの方には見られない、強い「左右へのこだわり」があります。それは矯正されることが非常にストレスで、リスクを伴います。

 

あまりに幼い頃から矯正を開始すると、脳内に新たな回路をつくることで混乱をきたす場合があるんです。結果、右と左を言い間違えてしまう左右失認(さゆうしつにん)が起こります
 いわゆる「左右盲(さゆうもう)」になったり、言葉がスムーズに出てこず、つかえて同じ音を繰り返してしまう「吃音症(きつおんしょう)」になるケースもあります。

–引用:DIAMOND online https://diamond.jp/articles/-/286267 –

特に筆者のように自閉症スペクトラムを持っているような場合には、右手と左手を用途別に使い分けることが多いです。ですから、「食事やスマホは右、それでもボールは右手で投げる」というようなこだわりのサインは、簡単に見逃してはいけません。

「ダーツだけは左で投げる!それから気付いた左右へのこだわり」

左利きと左右盲
左利きと左右盲
こだわりの強さには自分で気づくことが出来ないケースが多いです。著者は大学生の頃仲間内でダーツやビリヤードをし、その時初めて自分の左右への強いこだわりに気づくことになります。
 
「どうしてビリヤードをする時は右手でボールを突くのに、ダーツは左手で投げるの?」という同級生のひょんな質問でハッとしました。言われてみれば左手でしかできない日常作業も沢山あったのですが自覚がなく、周りに気付かされました。周りが気付いてあげなければ、左右へのこだわりには気づきにくいものなのです。
 
このように、自分のこだわりに対して自覚がある場合は、それが叶わない時にストレスを感じるのだと予め構えることが出来るのですが、自覚がない場合には原因不明のストレスに苛まれてしまいます。
 
それは後々、「こだわりの障害」などとして日常に支障をきたす場合もありますので、大人が早期発見をしてあげる必要があるでしょう。

 

「こだわりをストレスに変えないで~小さなサインから適切な教育を~」

feel高等学院
feel高等学院
幼少期のストレスは成人してからの生活に支障をきたす事が多いです。利き手矯正、左右へのこだわりの矯正がその代表です。子どものこだわりを個性として尊重し、知識を持ち適切なアドバイスを受けて教育をしていくのが良いでしょう。
 
はさみや習字など、圧倒的に右手のほうが後々有利な場合もありますが、出来る範囲でのこだわりの尊重を心がけましょう。
 
著者は自分のこだわりを理解した今、こだわりを崩しにくいように時間管理などを工夫してストレス無く暮らしています。feel高等学院ではこのような、こだわりに対する理解を持ち、時間管理などの工夫でこだわりの強い生徒様が勉強しやすい環境を整えております。
 
お子様の小さなSOSを見逃さず、まずはお問い合わせください。
 
 
 
feel高等学院
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著者情報:
真賀田郁実:
1990年生まれ。愛知県出身。
首都大学東京大学院修了。修士(理学)。
C言語プログラミング検定有資格者。
現在、私立大学で物理学の非常勤講師を務めながら志を同じにした井上とfeel高等学院を発足し、教室長を務める。
小さい頃から科学、コンピュータに強く興味を持ち、徐々にコンピュータミュージックに興味を持ち始める。
並行して、コンピュータミュージック講師を勤めながら単独で音楽活動も進めている。